神戸で暮らす小学6年生の木山、河辺、山下の3人は、山下の祖母の葬式をきっかけに「死」に興味を持つようになる。近所のひとり暮らしのおじいさんが「もうすぐ死にそうだ」と聞きつけた3人は、おじいさんの家を張り込み始める。当初は追い返そうとするおじいさんだったが、次第に彼らを受け入れるように。やがて、3人はおじいさんのためにある計画を思いつく…というお話。
ギャン泣き
良い映画やわ…
誰にしもあるであろう幼少期思春期の死へ思いを馳せるタイミング
それを友人同士の通念に置き換えて映像に昇華してるさまは他に類を見ない
その人にしか分からない痛みであるとか、大人になってからニュアンスとして理解する、『死』を軽々しく扱ってはいけないこと/しかしそれもまた尊いものであることなど、授業で使えそうなくらい『倫理観』を突きつけてくる
メガネがいちばん喧嘩っ早いのもリリーフとして面白いし、三國連太郎、淡島千景が言うまでもなくエグ素晴らしい