陸奥流れ者

他人の家の陸奥流れ者のレビュー・感想・評価

他人の家(1949年製作の映画)
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一代で財を成した銀行家、エドワード・G・ロビンソンと、その4人の息子たちの愛憎劇。貧しい人にはよい条件でお金を貸すなど人情に厚いところもある反面、「この国は自由の国だ。弱肉強食だ」といい、兄弟同士で憎み合うように仕向ける。風呂ではオペラを大声で歌う(笑)。エドワード・G・ロビンソンの複雑で高慢な人物像が秀逸。