角川映画に最も勢いがあった当時のスペクタクル大作。脚本家は、深作欣二と『男女7人夏物語』の鎌田敏夫が担当している。それにしても物語のテンポがイマイチでちょっとイラッとしてしまう。
当時、角川映画を毛嫌いしていた自分は、ほとんど劇場公開時に観賞していなかった。
角川映画のお姫様薬師丸ひろ子と今やハリウッド・スターの仲間入りを果た真田広之の主演。他にも千葉真一、志保美悦子など豪華な顔が揃っている。
深作欣二は、この作品を作る前にも『里見八犬伝』をストーリーのベースとした『宇宙からのメッセージ』を撮っている。