ナイトアウェイク

ブレイブ ワンのナイトアウェイクのレビュー・感想・評価

ブレイブ ワン(2007年製作の映画)
3.3
フィルマークス246件目。

人生初鑑賞。
[許せますか、彼女の“選択”]
はい、許します。むしろ、推します。ただし、本当に劇中のように、ガラの悪いのに絡まれたり、助けるべき対象がいた場合ね。

やった、やられたの抗争話ではなく、一方的に苦しめられた人間が、復讐する話。上辺の正義ではなく、劇中の寄り添ってくれた人達に、本当にありがとうって思えた。
描写に注文したい事はあるけど、それとは別に、被害者主人公の事を理解し、ラストで決着を委ねたお巡りさんの気持ちには泣けた。
彼女は決断して、理解者がいてくれたから、少しはラクになれたと思いたい。

復讐に辿り着くまでにある制裁はよしとして、主人公の苦痛や苦悩はもう少し丁寧に描いてほしかったかな?瞬間的とは言え、快楽殺人に目覚めるのかと予感してしまったから。

これを見てから、傍若無人とは言え、セガールのオジ様が悪党に対して1mmも慈悲を与えず制裁する事のカッコ良さに、少しだけ気付いたかも…。

劇中、未成年売春させられてた女の子、多分主人公の事は覚えてたのよね。はっきりとは分からないけど、警察が同席してた事で、直感的にそうしたのよね。