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宇宙戦争のかずシネマのレビュー・感想・評価

宇宙戦争(1953年製作の映画)
3.6
火星人さんはお目々が色光の三原色。

タイトルの出し方が大作のそれだし、チカチカするクレジットもカッコイイ。
冒頭の宇宙の様子やカメラワークも凝ってて良い。セットや宇宙船のディテールにも拘りを感じるし、ビームや纏った光のエフェクトも凝ってる。そして結構な火薬量。この時代にこれはすげーわ。

隕石らしき物が落ちて来て、これは客寄せに使えるからホットドッグが売れるぞ!とか、まだ火も残っていてどんな物質が放たれているかも分からない隕石らしき物を叩いて削ってみたりだとか。
街の人達が逞しいww
しかし宇宙から来た人達に何故白旗が通じると思うのか…地球でも通じない所も沢山あると思う。北センチネル島とか。

全然笑うシーンではないんだけども、「退避しろー」と言ってた軍人さんが光線を浴びてしまって、裏声というか引き笑いみたいな声というか、ヒィアー↑↑みたいな事をカメラの目の前で言った場面でンフフフフとなった。

核爆弾はあの距離であの装備ではアウトやろ。

最初にも記載したけど宇宙人の顔に色光の三原色(RGB)を使用したり、それを利用した映像を見るシーンがあったり、攻撃を受けた時の禍々しい空の色だったり、蛍光グリーンに光る宇宙船だったり、優しさを感じる蝋燭の炎を映したり…色彩感覚や色彩センスに優れた人が製作に携わっていたのだろうなと思う。

そういえば最近になってNASAがUFOの存在を認めたとか。ロマンがあるなー!
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