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ゴダールの決別のooののレビュー・感想・評価

ゴダールの決別(1993年製作の映画)
3.7
不可視のものこそ映画であり世界であるのだ。そのことを神を映画内での存在させることにより見える/見えない、という永遠の映画的課題から語りだそうとする。映画を芸術でありまた娯楽であるなどと言い切ってしまうような軽薄さから逃れ、映画を存在させ自身の中だけでも守り通すためにゴダールは映画から決別し、その不在をもって映画を愛し続けようとしている。
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