これは...ある殺人鬼が残した「本物のビデオ」である。

という設定のファウンドフッテージ。
全編に渡り画面右下に’’アゴニ群地方検事局の所有物’’と表示された殺人鬼の記録ビデオ(約50分)が映画再生と同時に垂れ流され、これといったストーリーと呼べるストーリーはない。

と、言う事でその肝心な映像は殺人鬼のおぞましい犯行や残虐非道が収められているのかと思いきや全くそんな事はなく、ゴアや過度なホラーを期待するとかなりの肩透かしを喰らう内容。

まぁ観る前からグロとかヤバい描写は特にない、と聞いていたからあまりそういったものに期待してるわけじゃなかったけど、シンプルに映像が映像で、(意図的であろうとなかろうと)素人映像の羅列すぎて流石に飽きる。

50分というランタイムがかなり救いなほどに終始地味かつ映画(エンタメ)的面白さはないのだが、だからこその’’ガチ感’’というものがあって好きな人は好きなんじゃないでしょうか。知らんけど

私が特に良かったと感じたのは本当にラストの’’アレ’’だけで他はかなり虚無に近い...というか別にPOVに特別な感情持ってないからだと思う。
ジャケ検索して出て来たやつで感じる通り、’’不気味’’さはかなりのもの。( Agoni 2015 ：で検索して出てきた男の似顔絵みたいなの)

’’ガチ’’を再現してるPOVとか好きな人はかなりのマストアイテムかも。

視聴 2025年2月16日

• #日本未公開ξ

ある殺人鬼によって撮られた映像！なPOV映画

全体的に盛り上がりに欠ける。
グロ描写も全くと言っていいほどない。
だけどずっと不気味な雰囲気があって、どこか魅力的。
殺人鬼の奇行も気持ち悪い。
部屋に被害者のパンツを飾ったり、被害者をからかったりするのだが、何より気持ち悪いのはその笑い声…！
殺人鬼なだけあり勿論人を殺害するわけだけど、それ以上に残酷な行為(直接的ではないが凶悪)もする…。
ラストの表情には背筋が凍ること間違いなし！

• #輸入盤で