ド直球のタイトルだなと思いつつ、なんか
懐かしい気分に浸れそうなので映画館へ
「ネムルバカ」に続いて[夢]に纏わるストーリー。
ネムル〜の先輩は才能溢れてて見つかったけど、こちらは難しい、、というかほぼ可能性が、、
というのも信二はどっちかというと引っ込み思案な印象を受ける。酔っ払って絡んできたサラリーマンに下手くそと揶揄され、その場で演奏をやめてしまう。そんなもん無視して続ける度胸がなければプロにはなれないと思うぞ。
私も夢追い人だったので信二の気持ちは痛いほどわかるし、今は社会人なので明の気持ちもわかる。特に明の「仕事で何やっていいかわからない」が夢を諦めた頃の自分にそっくりで胸が締め付けられた、
2人の役者がほんとに素晴らしかった。
信二役の藤堂日向氏は愛嬌のある顔で、その童顔が頼りなさを鴨し出している。純粋に夢を追いかけて好きを追求したくて、、でも音楽の神様は振り向いてくれない、もどかしさを表現している。
明役の宮澤氏も信二と違い社会に揉まれているのか大人びた顔つき、いや年相応の顔つきをしているが目はどこか虚。彼は夢を追っていたが諦めた側の人間であり、明とは高校時代の同級生である。
2人とも年齢差あるのかなと思ってたけど
驚いたことに2人とも実年齢は同じであるw
2人の気持ちが混じり合うラストシーンのライブは思わず涙が出ました。
何の後ろ盾もなく関東では1週間で打ち切りになってしまった本作。
※大体なんでどこもレイトショーのみなんよ?これが足を遠のかせてる原因では??
機会があれば是非観てほしい。