実在する双子姉妹とピアノの物語。
双子のクレーヌとジャンヌ。
小さい時からピアノに人生の全部を注いできた2人。
父親は水泳コーチの仕事を辞め、娘たちをピアニストにするために情熱を燃やす。
曰く、「1番以外はゴミだ!」
そんなスパルタ一家で育った2人。
お互いが一番の理解者であり、高め合う良き戦友でもあり、なにより優劣を競い合うライバル。
物語は音楽大学入学から始まる。
選抜試験で、姉クレーヌは合格、妹ジャンヌは下のクラスになってしまう。
活発なクレーヌは大学ライフも満喫し、いい感じの彼氏もできそう。
まさに大学デビュー✨
明るいクレーヌが太陽なら、内気なジャンヌは月のよう。
大事なソリストのオーディションを控える重要なある日。
クレーヌは彼からパーティに誘われ、飲んで上機嫌。
陽気になった彼女は、腕っ節が強いと自慢する彼に、腕相撲を挑む💪✨
手首ィィィ、、(´ºωº`)
想像以上にドラマチック!!
メロドラマとか少女漫画かと思わせる怒涛の展開は飽きない。
周りの人物設定が「ガラスの仮面」
美人で嫌味言ってくる女子が、完璧に日本の漫画だったꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
フランス映画らしい自分を取り戻す感じ。まさに個人主義の国フランス🇫🇷
心象がピアノのハンマーと同期する。
私の心もガンガン殴られるよう。
ピアノは打楽器だなぁ、と改めて感じる。
苦しい苦しい(>_<)
そうなる?
そうはならんやろー!
と思った部分が全部実話だったという事に驚いた。
( Д ) ⊙ ⊙
でも、ちょっと後半雑かな。
あと1歩手間をかけて欲しかったなぁという気持ち。
ドラマチックになるかもしれないけど、マエストロすら知らないのはどうなのか。
突然籠ったり、父親の言動も突然だなぁと。
勿体ない( ´ . ¸ . ).⋆𝜗𝜚
それでも、ラストの演奏は素晴らしい。
指の動きが美しい(´ω`)
実際にあの奏法編み出した努力と、先生の指導に敬意を込めて。
「間違えたっていいじゃない。
機械じゃないんだから。」
フジコ・ヘミング
そんな音楽映画でした👏