はる

ボウリング・フォー・コロンバインのはるのレビュー・感想・評価

4.3
こんな映画がBSで観れるとは。。
アメリカの銃社会の様相を撮ったドキュメンタリー映画。
途中に入る皮肉の効いたアニメが最高に面白い。

誰でも銃を持てる社会なら感情的になった子供や若者による事件や誤射による事故もそりゃあるだろ、なんで規制しないんだ、とずっと思っていた。
しかし、カナダやドイツ等では、同じ銃社会にもかかわらず、アメリカに比べて射殺事件がずっと少ないという。
歴史とか政策とか、色々と要因はあるだろうが、アメリカの闇を見せつけられた。

アメリカ政府やライフル協会を批判し、カナダを持ち上げてる映画だし、アメリカの右翼は活気付いただろうな、と想像できた。

実際恣意的と言えるほどカナダを持ち上げているが、実際にはカナダにもまた色々問題はあるのだろう。

日本にいても、政治とか気質とか、悪いところばかりが目につきがちだが、とりあえず銃の所持が規制されている国に生まれて良かったと思う次第である。
はる

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