ジョンのパパ

間違えられた男のジョンのパパのレビュー・感想・評価

間違えられた男(1956年製作の映画)
3.5
これは怖い作品でした。どうしょうもない、無力感に陥る恐怖ですね。

全くの無罪の罪で囚われ、いくら真実を述べても信じてもらえない、人違いをする証人ばかり、アリバイ証人は死んでしまってる。信じてくれるのは家族だけ。一番支えてくれていた妻が精神の病になってしまい、八方塞がり。どうにもこうにもやり切れない。どうしたら良いのか分からない。とてつもない無力感。

最後は真犯人が捕まって良かったね、だけど、妻の病気が治るまでに2年かかったらしい。

誤認証言した証人たちは良い気なもんだな。

誤認逮捕、冤罪、これは本当に怖い。
間違えましたでは済まないよ。