開始早々、ヒッチコックが暗がりで語りを始める。この『世にも奇妙な物語』ライクな演出だけで既に、今作が他のヒッチコック映画作品とは違うことがわかる。実際に起こった事件を基にした、いやヒッチコックが極限…
>>続きを読む似ているからと犯人扱いされ、警察も融通効かないし、目撃者や被害者も曖昧な記憶なのに断言しちゃうし、保釈されてから、冤罪に向けて奥さんと奔走するんだけど、頼みの綱の目撃者もことごとく亡くなり、絶望の淵…
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ヒッチコック監督初の実話を元にした作品。
貧しくも家族と幸せに暮らす主人公マニーさん、奥さんの歯の治療費を保険会社に借りに行ったら巷で多発している連続強盗の犯人だと間違えられて警察に捕まってしまう…
20240310-079
1953年1月14日、ニューヨーク
原題:The Wrong Man (1956)
原作:マクスウェル・アンダーソン
監督:アルフレッド・ヒッチコック
美術:ポール・シルバ…
マニーは身に覚えの無い罪で囚われてしまう。何とか保釈され、裁判で無実を証明する為に妻ローズとアリバイ固めに奔走する。
最初にヒッチコックが出てきて、実話であることを告げて始まります。
ヘンリー・…
【ゆきゆきて、冤罪!】
冒頭部でいきなりヒッチコック自身の解説から始まる実話モノ。「世にも恐ろしい物語を皆さんにお見せしよう🤫」が気合入っている。
主演のヘンリー・フォンダ演じる薄幸な男が強盗に…
このレビューはネタバレを含みます
ヒッチコックが出てきて、これは実話だと語る
真面目な男が強盗犯と間違えられる。
巻き込み型
逮捕されてからが淡々と描かれる。
もっと無実を主張しようよ。
妻がおかしくなる。
殴り方は現代の…
実話という恐怖
冒頭、ヒッチコック監督自身が本作の紹介をするという異質な演出から始まる本作。監督も公言した通り、本作は実話を基に作られた作品。顔が瓜二つだから、という単純な理由だけで冤罪で捕まっ…
ヒッチコックとカトリックの関係はたまに論じられることがあるが、この映画ではそれが強く表れている。人間は原罪と裁きから逃れられないと言わんばかりのストーリー。実話が元とはいえ、普通の日常がサスペンスへ…
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