紅茶

ザ・ロックの紅茶のレビュー・感想・評価

ザ・ロック(1996年製作の映画)
4.2
初めての午前十時の映画祭!"ザ・ロック"は某俳優のことではなく、アルカトラズ島のこと。そんな隔世の感を禁じ得ないタイトルの本作はまさしく"アメリカ映画"という感触をひしひしと感じさせる。物語中盤から一気に多くの人が殺され、主要キャラしか残らないあたりのやりたい放題なストーリー展開もまさに。そんな中で英国人スパイを演じるショーン・コネリーから発せられる「愛国者は暴力を好む(オスカー・ワイルド)」という知性に富む台詞は一際目立つ。現在のアメリカにも通ずるような風刺が効いている部分も含めて重みのある言葉。
映画館で観れたことに感謝。
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