マイケル・ベイの映画で一番面白い傑作アクション!
冒頭からトップスピードの展開で息もつかせない。正にジェット・コースタームービー(もう死語?)。
VXガスの入った容器が、あんなコロコロの緑の球っていうのがありえんすぎるけど、映画の描写としては面白い。ググってみたら海ぶどうって呼ばれてて笑ったww
またガスを吸っちゃった後の描写がスプラッタすぎて戦慄。やりすぎ感はあるけど、ヤバさを煽る意味で良き。
軍人の名誉を守るために、アメリカに対して反旗を翻すエド・ハリスがクッソカッコいい。クッソカッコいいが一般ピーポーの巻き込みと大量殺人兵器をかっさらう決断をしたのは全く理解できません。その辺はまぁマイケル・ベイなんで気にしないで観ましょうw
科学者のニコラス・ケイジと、元英国諜報員という完全にジェームズ・ボンドにしか思えないw キャラ設定のショーン・コネリーとの痛快なバディムービーとして秀逸。
ド派手なカーチェイスと銃撃戦、爆発というてんこ盛りなんですが、そのシーン一つ一つのアングルとか見せ方が面白いのでグイグイ引き込まれます。アクションを見せるためのシーンではなく、ストーリーに乗っかった過程でのアクションなのですんなり入ってくる。
これ以降のマイケル・ベイ作品は本作を基準にアクションシーンを超えよう超えようとするので、だんだん無理が出てきてるよなーと感じる。
エド、ニコラス、コネリー三者三様の正義が絡み合うストーリーが熱いんですよね。それぞれの愛する者を守るためという、どシンプルさがいい。
海兵隊のリーダー役のマイケル・ビーンもちょい役ですが、痺れるほど良い役なのも最高。エイリアン2の役柄も重なりますね😊(海兵隊のマイケル・ビーン好き)
その正義のぶつかり合いを盛り上げる音楽がまたカッコいいのです。何度聴いても良い。
ニコラス・ケイジは本作が当たり役で、これ以降アクション作にいろいろ出るようになりましたよねー。
96年の作品で25年も前(震え)ですが、2020年代の今観ても、現代の映画と全く引けを取らない。
DVDも買って5回以上は観てますが何度観ても面白い。
ただ序盤の恋人とのHシーンが露骨なのでいらないのよー。
これがなければもっと気軽に観れるのに…