モヤシュシュ

ザ・ロックのモヤシュシュのレビュー・感想・評価

ザ・ロック(1996年製作の映画)
4.8
うーん、好きだー!何回観ても好きだ!
もちろんベストベイ作品!

90年代、私は10代の頃でとにかく映画を観ていました。特にアクション、SFなど分かりやすいのが多かったです。中でも好きだったのが、「フェイス・オフ」とこの「ザ・ロック」(^^)
オススメのアクション映画と尋ねられると真っ先に出てきます。

王道中の王道、変化球なしのストレート勝負!ストーリーはもちろん大味!キャストは豪華で渋い!音楽もこれまた良い!

この頃のニコラス・ケイジは光ってますねー。頭じゃないですよ。存在が。
そして誰が何と言おうとこの作品の功労者はコネリーおじ様(^^)しかも元英国の秘密諜報員役というサービス!実際に元ボンドという裏設定すらありそうな活躍振り!
この2人の関係性の変化も観ていて楽しいです。ケイジはたくましく、コネリーは可愛く感じてくる(^^)敵役のエド・ハリスも信念を感じる渋い演技。マイケル・ビーンやデヴィッド・モースなどの出演も嬉しい。こーしてみるとほんとオヤジ映画ですね笑 けどかっこいいんだこれが!
大味爆破アクションながら各主要キャラの背景も描かれており、結構考えさせられたりウルっとしたりもします(^^)

製作はジェリー・ブラッカイマーとドン・シンプソンのタッグ。この2人が作り上げた作品は「フラッシュダンス」「ビバリーヒルズコップ」「トップガン」「デイズ・オブ・サンダー」「バッド・ボーイズ」「クリムゾン・タイド」など数知れず。しかし、ドン・シンプソンはその後ドラッグ乱用によって亡くなりこの「ザ・ロック」が最後のコンビ作品となってしまった。
ちなみに脚本にはノークレジットながらタランティーノも参加しているようです。