ニコケイ祭り#4
ハリウッドの破壊王、マイケル・ベイとジェリー・ブラッカイマーという、この二人が作ったとなれば面白いに決まってると誰もが期待せざるを得ない作品。
海兵隊が政府に恨みを持ち、脱出不可能な牢獄のアルカトラズを占拠。科学兵器で攻撃する事を阻止するために、ニコケイ演じる科学のスペシャリストに、アルカトラズを知り尽くした元英国諜報員のショーン・コネリーがタッグを組む。
この時60歳のコネリーが派手なアクションは無理なのは仕方ないが、存在感が半端ない。007を演じていて今回、諜報員役と言うのが粋な計らい。
ニコケイは情けない無く、キレたりするが最後は男を見せた。発煙筒を掲げるシーンはプラトーンかと思った。薄い前髪が風邪になびくのが笑える。
サンフランシスコでのカーチェイスはベイらしく火薬が大量に使われ、ケーブルカーが物凄い爆発でこれぞマイケル・ベイを堪能した。ラストは緊張感があり90年代アクション作品の代表作と言えよう。
