Iman

暴力脱獄のImanのレビュー・感想・評価

暴力脱獄(1967年製作の映画)
5.0
マイベスト1作品だす。
初めて鑑賞した中学生の私は、この映画から屈しないことを学びました。とても大切な映画。苦しい時に卵のシーンと穴掘りのシーンが脳内に現れます。

以下、二回目のコメントです。
ハスラーに続いて劇場で初めて観ました。テレビで観るよりも何倍も汗臭さが漂いましたが、とにかくニューマンがカッチョ良く、とてもよかったぁ😘。
原題通り、Cool Hand Luke!かっちょいいルークのヒーロー映画でした。やっぱり私のベスト1作品です!

改めて観ると、オープニングがとってもいい。この映画の全てが描かれています。理由の説明もなく、パーキングポールを黙々と切断しているクールハンドルークことニューマン。いつもの透き通る青い瞳のスマイル。
パーキングポールを切っただけの男の話なのに、軽快なバンジョーの音楽とともに、どんどん引き込まれます。

ルークは第二次大戦でたくさん武勲を挙げているのに、なぜか二等兵。それだけでも話ができそう。

権力者からは、言葉がわからない男、神様を信じない男と言われ、囚人たちにとっては、反抗心のヒーローとなります。

なんといっても私の心に残るシーンがたくさんある作品です。
俺のルシール、ボクシング、道路作り、卵50個、庭掘り、ボスここですよ等々。

そして、ルークは最後まで自分を通します。テレビで観た時には悲しいエンディングで涙しましたが、今日は最後の笑顔のカッコよさで涙が出ました。アメリカで、ルークがヒーロー100選に選ばれているのが、よくわかります。

また、ジョージだけでなく、ニューマンにもオスカー獲らしてあげたかったなあ。

最後に、作中では、ルークは「何もしない男」と呼ばれます。派手な演技や表情もせず、そこにいるだけでファンを惹きつけるポールニューマンを表現していると思いました。素晴らしい台詞です。

これからもマイベストフェイバリットとして何度も観ることになりそうです。
やっぱり映画って素晴らしい🎬です。
Iman

Iman