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猿の惑星・征服のごはんのレビュー・感想・評価

猿の惑星・征服(1972年製作の映画)
5.0
前作で少しだけ語られていた、
どうして人類が衰退して猿たちが繁栄したのかという、そのきっかけとなる部分の話。

そういうことで言うと結末はわかっているような話ではある。まぁタイトルの時点でね…ってところもある。
ただ全体の結末がわかっていても、徐々に猿たちが反逆へ向かうなんとも言えないゾワゾワした感じ、いよいよだ!!って展開含め非常に楽しめる作品。


ペットだった猿から労働の手伝い、ある種の家畜的な扱いに、そしてお手伝い超えて命令して従わせる奴隷のような存在になってしまった猿たち…
はじめはペットとして可愛がっていたんだと思うのに、あんな奴隷扱いできる人類の倫理観、価値観も非常に不安なところ…

そして前作からの物語内での年数考えると猿たちの成長っぷり凄まじいな…


非力な人類が繁栄できてるのは他の動物よりも知恵があるからで、基本的に人より腕力も身体能力も高く、しかも人に似た姿形の猿たちが知識つけ始めたらそりゃ敵わないよってところもあるが、冷静にあれだけ武装しててそんなぁ…って気もする。

終盤、本作の重要猿であるシーザーの演説?人類への宣誓もそのひとつ。
そんなに惹きつけるスピーチ力&倫理観あったんかい!


ツッコミどころも少なくはないけど、見どころも多いと感じる作品でした!
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