Masa

「女の小箱」より 夫が見たのMasaのレビュー・感想・評価

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特徴ある画作りが際立っていた。シネマスコープで、ナメものの使い方がカッコよく印象的。夫の「愛」を感じない女が、夫の会社の乗っ取りを企てる敵の男から「愛」を獲得していく。
性別の違い、求める夢、時代ごとの社会の規範、他者との隔たりを剥ぎ取って人間そのものの本能、性質を浮かび上がらせる増村哲学が光る。
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