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若者たちのすのレビュー・感想・評価

若者たち(1967年製作の映画)
5.0
立場があって生活があって、正義や事情がある。

誰も間違ってないからこそ否定も肯定もできなくて、それは結局自分の可愛さでしかない。
そんな自分の狡猾さも受け入れながら、私たちは生きていかねばならないという事をまざまざと見せつけられる作品。
人生で1番好きです。
人間ってこんなにも美しいのね。

佐藤なんて日本でも数えきれないほど多い姓だのに、全員其々の異なる人生がある。

"俺たち皆んな兄弟よ"
"兄弟だから他人さ"
す