なつみかん

最後の忠臣蔵のなつみかんのレビュー・感想・評価

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)
3.4
時代劇である。
役所、佐藤の2枚看板なのである。
しかも忠臣蔵なのだ。

けれど印象に残ったのは意外に
女性陣でした。

実は個人的に現代に作られる時代劇、しかも着物姿の女性に対して偏見があります。時代劇でなくて、時代劇コスプレだと思っています。

が、ここではうまく、この時代を感じさせてくれ、まさに、嫁入りを控えた江戸の時代の娘さんでした。

僕は違うのですが、娘の父、そして花嫁の父な人にはきっと涙腺を直撃することでしょう、僕でさえもうるっとしていました。

が、そこまでなのでした。

忠臣蔵と16年にわたる忠義の心がなんともしっくりときません。
いいじゃん、身内に47士を持つ者達もどうにか生きて17回忌法要やってんじゃん、大石様の隠し子といったって娘さんでしょう?
そこまでする?
と思うのです。

忠臣蔵、を一度きっちりと見たいですね。
NHK大河で1年かけてみっちりとやって欲しいな、12月14日にちょうど日曜になる年に!
なつみかん

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