ナイトアウェイク

最後の忠臣蔵のナイトアウェイクのレビュー・感想・評価

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)
4.6
泣いた。
娘(ではないけど)が、ちゃんと嫁ぐまでを見せてくれた。


ネタバレ。
基本は、私自身への記録。
間違えて読む人は気を付けて。
読まなくていい、自分宛てだから。
✮マークは、大好きな部分。














時代劇って、どうしても勧善懲悪的で、男の子向けというイメージがある。
死ぬ事を許されなかった二人の男。
の、意味が全く違う理由を背負ったお話し。

私自身が、劇中の女の子になったつもりで観てたけど、泣いてしまった。本当はもっと生きて、お嫁にいっても、ずっとパパでいてほしいに決まってる。
だけど、パパは侍。
それもよく分かってるけど、忠誠を理由に死ぬ事は許せない。
ここが、女と男の違い?

でも、これからはお嫁にいった先で幸せになって、頑張らないといけない。だからせめて、育ててくれたパパの、侍としての在り方を尊重してパパを許したい。

✮最後の自刃に、宗教観ではなく、お侍と父親の顔を尊重した描写に感謝する事ができた。
お侍の時代を扱った時代劇作品としては、すごく好きな作品の一つ。

記録。