このレビューはネタバレを含みます
役者の演技、ストーリー展開、音楽、全てにおいて完璧。個人的には映画の一つの到達点ではないかと思う。
ブルース・ウィリスやハーレイ・ジョエル・オスメントの演技は本当に素晴らしい。演技の素晴らしさだけでも十分泣ける。
そして、最後まで油断させない大オチの見事さ。よく考えたら途中で気づきそうなものだが、そんな展開を予期させない魅せ方・引き込み方にも、この作品は長けていたのではないかと思う。あまり映画を観て泣かないほうなのだけど、このラストシーンは泣いた。ある意味綺麗すぎるオチではあるのだが、その分一切の無駄がない、満点の着地でもある。本当に名作。
ただびっくり系の演出(いきなり死者の霊が出てくる、いきなり大きな音がする)が割とあったので、そうした演出が苦手な自分には少しだけ辛いところもあったので0.3マイナス。それ以外は完璧。
