浮浪者

心のともしびの浮浪者のレビュー・感想・評価

心のともしび(1954年製作の映画)
3.5
虚妄に包まれたものが継続と無私の名の下に生ききることが出来たとして、本来何事も起こらない世界で何事でも起こらせていく引寄せの世界。

われわれはPTAザ・マスターを経ている。なればこそ、この不可解さの非現実性に唾棄してしまうものだが、どうやら論理は我々からそっぽを向いていく。唾棄することが一つの条件反射なのだと思わされ、また新たな現実へ見据える努力を強いてくる。
浮浪者

浮浪者