横山秀夫の原作を読んでいたので地上波録画にて鑑賞。劇場版とはいえ、テレビドラマ風からは抜け出してはいない。この作家の小説はドラマのノベライズの様だと思っていたので尚更そういう印象になったのかも。しかし、日本の警察はいつも組織の問題と叩き上げとキャリアの衝突ばかりが描かれるが、本当に四六時中、管轄や手柄の取り合いで怒鳴りあってるとしたら、間違い捜査や隠蔽なんて日常的に行われているんじゃないかと思ってしまう。真実へ近づく者に対して人間とは如何に嫉妬深いものなのか。主演の内野聖陽のキャラ作りは少し苦手かも。