ももんがるー

西の魔女が死んだのももんがるーのレビュー・感想・評価

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)
2.9
原作読んでませんが、多分原作の方が良かっただろうなぁと思ってしまいました。
祖母役の方は日本語うまいし雰囲気あるしバッチリなのですが、
まい役の子はクォーターには見えないし
まいの母役もハーフには見えない。
外国の血が流れているという事によって
母がああいう生き方をしているのも、
まいが生きにくい一因にもなっていそうなのだけど。
また、二人ともイギリスの血が入っているようには全く見えないせいで
ただでさえ浮世離れしたような性格の祖母と血のつながりが感じられなかったです。
仲が良い知り合いに見えてしまっていました。
せめてまいの母と祖母と二人で雑談する短いシーンで英語で話していたりすれば違ったのかな…。


お話しは周りとうまく溶け込めない子が田舎の自然と暮らしを体験して少し成長する、暖かくて切ないお話し。
この作品の前に「思い出のマーニー」を見てしまったので
つい「またか!」と思ってしまった…。

自然は綺麗に撮れていました。
大風が吹いている時の木々の音の怖さや
霧で周りが白くかすむ不安感や幻想的な感じとか。

両親の心情や魔女の事や祖母の妹からの手紙の事や
祖父の石に対する思い入れとか
もしかしたら原作読めば少し垣間見れたりするのかなぁ…。
ストーリは悪くもなかったけど…なんだろう…良いお話しのはず。
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