やっぱりカルカン

Love Letterのやっぱりカルカンのネタバレレビュー・内容・結末

Love Letter(1995年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ「愛していると言ってくれ」との共通点がいくつかあるのでまとめます。
・公開が共に1995年である
・ヒロインの名前が共に「ひろこ」。映画は博子、ドラマは紘子
・どちらの作品も豊川悦司・鈴木蘭々・塩見三省さんが出演されている

この頃のトヨエツは今見ても本当にかっこいい。“愛していると言ってくれ”では、耳が聞こえない画家の役だったのでほとんど声を出すセリフがなかったのに対し、こちらでは典型的なおしゃべり関西人役で故郷のコテコテ大阪弁でフル稼働しているのが対象的でした。

ストーリーは結構モヤモヤしたので点数低め。個人的にはまた見たい映画だとは思わなかったです。
・主人公(博子)が秋葉さん(トヨエツ)に対してずっと曖昧な態度。自分のためにも周りのためにも死んだ樹のためにもハッキリして欲しかった
・秋葉さんもあんまり褒められた性格の男性ではなく博子とは絶対にそりが合わない感じ
・同じ工房の女の子が秋葉さんに惚れてるけど諦めて2人を応援するような発言
・博子があんなにも惚れている藤井樹がどんなに素敵な人なんだろうと思っていたら中々の奇人だった
・樹が高熱を出して倒れた雪の夜におじいちゃんと樹の母親がやり取りするくだり、これが一番イライラしました
・結局そういうオチなんかよ!!!(中学の頃、男の藤井樹は女の藤井樹の事が好きで、博子に初対面で告白したのも見た目が藤井樹に似ていたから)