書きたいこといっぱい。
今まで観た映画の中でも指折りに不思議な作りだった。
急に飛び跳ねたり突然止まってくるくる回り出したりする。(というのは例えだけどそんな感じの映像の刻み方)
まずこんなにコメディよりで間口が全開なことにびっくりした。どろどろや人間の冷たさとかない。けどスリリングはある。間口全開。
丁寧な部分もなくないけど基本並びとか気にせず(時系列混ざりでない)物語の断片を置いていってる。
中山美穂の演技力だから受け取る感情の数は限られるけど、それでもいいのだ！ってなってくる。(久しぶりに見た。6年前ぐらいにわりとはまってた『ママはアイドル』以来かな)
感情移入とか知らんがな。むしろなんだこいつ(笑)ばっか。
けど、ひょんなことから想いが顔を出すラストまで、とにかく楽しいしあったかいしあったかい。なぞ〜〜。
偶然だけど昨年に続き年始に小樽映画観てる。(『ユンヒへ』はこれをめちゃオマージュしてる。というか序盤ほぼ同じ)
ここまでの岩井俊二作品３本どれも良い。。。
