チー鱈

Love Letterのチー鱈のネタバレレビュー・内容・結末

Love Letter(1995年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに邦画でハマった作品!
青春コンプレックスを刺激されて死亡したものの、切なくて見終えた後は余韻が続く。
スマホ一台で誰とでも、何処でも、いつでも繋がろうと思えば繋がれる今だからこそ、この作品を通して描かれる恋の尊さや甘酸っぱさがとても好き(^ν^)
あとシンプルに日本の冬景色や、時代を感じさせる学校の景色が好き!

学生ならではの両片思い期が、緻密に描かれていて、見ていて胸が熱くなる〜。
あの何とも言えない距離感がもどかしい!

最後、母校の生徒らが持って来たカードの後ろの絵は、藤井樹くんにとって、精一杯の「好き」を伝える形だったのだろうなあ、、
嬉しい気持ちもあるが、藤井樹が亡き、あの状況で見せられるのは苦しい!泣泣

内容として、少し引っかかるのは、渡辺博子と藤井樹のエピソードや、付き合うまでの背景などがあまり描かれていなかったこと。
松田聖子の曲のくだりで、二人にしか分からないエピソードがあるのかな?と期待したが、何もなく少し残念。
最期は、渡辺博子のことを想っていたという事実が欲しかったなあ( ˘ω˘ )💭
プロポーズしたのだから、きっと顔だけで選んだ訳ではないと思うが、作品を通して藤井樹コンビに焦点が当たり過ぎていたので、自分の想像で補填するしかない。(それもそれで楽しいのかもしれませんが、、)

あと、個人的に及川早苗ちゃんのキャラが好きすぎた(^ω^)
チー鱈

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