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Memory Xperiment: Kathy Acker(原題)
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『Memory Xperiment: Kathy Acker(原題)』に投稿された感想・評価

イーサン・ホークとユマ・サーマンの娘にして『ストレンジャーシングス』のロビンことマヤ=サーマン・ホークが早逝の作家キャシー・アッカーを演じる。
キャシー・アッカー美少女化!
『文豪ストレイドッグス』にキャシー・アッカーが出て来たら矢張り能力は『血みどろ臓物ハイスクール』だろう。

裕福なユダヤ人家庭に生まれた「海賊になること」に憧れる少女カレンは支配的な母親や継父との折合いの悪さや女性としての役割を押し付ける学校や社会へのやり場のない鬱屈を抱えていた。
ふと立ち寄ったストリップ小屋で舞台で踊るダンサー達に魅せられたカレンは自分も舞台に立つ様になる。
そして彼女の次なる舞台は《文学》へと…
と所謂よくあるパターンの《作家モノ》には間違いないけど七分間のショートフィルムなのでキャシー・アッカーのその短い生涯の更に前半生がギュッと圧縮されている。

キャシー・アッカーはウィリアム・S・バロウズに師事し実験的文章法〈カットアップ〉〈フォールドイン〉を実践し、そして“成功”したただ二人の内の一人(もう一人はデヴィッド・ボウイ)
『クィア』にドキュメンタリー『バロウズ4Kリマスター』公開、併せて『裸のランチ』等などバロウズの小説が改訂・新装版で出る等何やら盛り上がってるバロウズ界隈ですが“女バロウズ”と呼ばれたキャシー・アッカーという女性作家が存在した。

80年代末から90年代初頭の所謂バブル末期の頃、小出版社ペヨトル工房からバロウズ等のポストモダン文学が次々と邦訳・出版された。
自分がバロウズをはじめて手に取ったのは神保町の今はなき書泉ブックマート、ミルキィイソべ氏デザインによる美しい装幀と縦長の変わった判型に惹かれ手にしたのがバロウズの『ソフト・マシーン』だった。
翻訳の山形浩生氏による後書きに「近くに『おかま』って本があるので」と書いてあり見ると『おかま:クィーア』があった。
あれから30年程の時が過ぎ何と『おかま:クィーア』が『クィア』として映画化され文庫として復刊更にはバロウズの著作も復刊が続く。
ペヨトル工房からは出る予定だったバロウズ及びキャシー・アッカーの小説は最後の方に来てペヨトル工房解散を持って出なかった。
白水社からもアッカーの小説が翻訳される筈だったが突然の死が影響したのか予定されていた小説は結局出ず。
現在日本で読む事が出来るのアッカーの小説は文庫化された『血みどろ臓物ハイスクール』だけというのが寂しい。
ここらで一発誰かがキャシー・アッカーの小説を映画化して日本でも小説が復刊や新訳で出て欲しい処。