ガンギマリポテト

メアリー&マックスのガンギマリポテトのレビュー・感想・評価

メアリー&マックス(2009年製作の映画)
-
【個人研究:映画とASD/ADHD②】

非常に面白かった。
クレイアニメの手法によって敢えて役者の身体性(視線や表情)を奪うことで、ASDの特性を分かりやすく表象しつつ、誇張し過ぎないことに成功している。
極めて論理的な作りになっていて、キャラクターの動きよりモノローグと編集によって2人の主人公の人生が浮き彫りにしながら、画面を飽きさせない。
今のところ映画の中の発達障害の表象としてはかなり誠実な方だと思う。
別エンディングが尖り過ぎてて好き。
もう一度見なければ。