みー

メアリー&マックスのみーのレビュー・感想・評価

メアリー&マックス(2009年製作の映画)
5.0
泣かずにはいられなかった。
上手く泣くことができないマックスに
メアリーが自分のたくさんの涙をビンに詰めて送ったり、
それがまた小奇麗なビンとかではなく
メアリーの環境に合うような「痔に効く薬」の空き瓶だったりと、
監督の「不完全な者達」の表現が直に伝わってくる。
メアリー部分はセピアでマックスの部分はモノクロなのも面白い。
最後の終わり方はずるいよな~。
決して「いい話」では終わらない現実と、
彼との手紙のやり取りの「温かい記憶」が合わさっている。
『友達は選べる』まさにメアリーとマックスの「一つの友達」の話。
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