ポルタん

ジュマンジのポルタんのネタバレレビュー・内容・結末

ジュマンジ(1995年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

不思議なことが起きる奇妙なボードゲームを拾った子供たちが、それに巻き込まれていく…というあらすじを読んで面白そうだと思ったのだが、以下の理由であまりおもしろくなかった

ひとつは、このボードゲームの理不尽さ。マス目にとまった時に起こるイベントには何ひとつ良いことはなく、命の危険があるものも多いが、ゲームをクリアした際のご褒美は何もない。なので、ゲームをやることには何一つメリットがなく、完全に呪われたアイテムだった。
そういう呪いのアイテムを登場させること自体は悪くないと思うが、そうであれば、緊張感なり切迫感のあるストーリー展開にしてくれたほうが好み。本作はちょこちょこコメディ的なシーンを入れたりしてきて、設定と展開があまり合っていないと感じた

もうひとつは、単純に、シーンの完成度の低さ。登場人物の会話の内容や、マス目にとまった時に発生するイベントの描き方が、すごくチープに感じた。特にショッピングモールでハンターから逃げたり戦ったりするシーンはチープだった

おそらく、小中学生向けに制作されたジュブナイル映画に位置づけられる作品なのだと思う。なので、自分には合わなかった
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