こひた

ジュマンジのこひたのレビュー・感想・評価

ジュマンジ(1995年製作の映画)
3.8
一所懸命に代々軍人やってたパーリッシュ家も,靴産業のアジア移管での空洞化で街も落ちぶれてるリアリティ。姉が視聴者のように冒頭シーンの情報がないのにアランの名前ですべてを察したり,「うちの両親も中東和平の交渉中に…」と嘯けたりする明察さ描写はホラーの定番とのジャンル差,弟も心理学でおじさん操ったった顔したり。現実から逃げた大人と冷静な子供の対比。ゴーイングポスタル。ズルした弟が猿化進んで,父親そっくりの諭し方しちゃうシーンは勝手読みでID論皮肉に見えちゃう。「半ドア注意door ajar」。もう逃げない。Say last word.
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