とある事件を切っ掛けに眠れるサイコが解き放たれたオジジ。ネットで同じアタオカを集め拷問セミナーを開催するスリラー🇩🇪

監督は「Psychotica」のセバスチャン・ラギー📽️


トーチャーメインと思わせた本格派スリラー🤘
主人公である猟奇殺人犯とそれを追う警部のストーリーをスタイリッシュなクライム、極悪な雰囲気で描いた1本。
衝撃的な展開を迎えるストーリーや主人公の行き達を深掘りする等、構成は中々しっかりしてる。
ただ本編の尺が60分と短い事でトーチャーの割合が少なく個人的には物足りなさが…
かと言ってストーリーも大事だし90分尺にするのが正解だったかと。

主人公のキャラ作りは素晴らしい🤘
名前は不明、見た目はジェントルな雰囲気漂う年配サラリーマン。
少年時代にレ◯プ殺人を犯してる筋金入りのサイコ野郎。
コレで30年もの間、本性を抑え続けたのスゴい。
解放後は拷問セミナーを開催し拷問のイロハは勿論、後始末の方法まで丁寧に解説。
エゲつない行為を行いながら流暢な語りで解説する猟奇的な姿勢、好き!

グロ描写はトーチャーらしいジワジワ系🫀
割合は少ないものの描写自体は説得力ある仕上がり。
剪定バサミ，ドライバー，カンナを使った指攻め、電動サンダーでの皮剥ぎなど見てて痛い極悪なシーンがチラホラ。
全体的に品質良好だけど黒味がかったフィルター演出のせいで見辛くなってるのが難点。