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It Feeds(原題)
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『It Feeds(原題)』に投稿された感想・評価

「 THE BITE 変身する女 」のチャド・アーチボルド監督の最新作

いろいろ見えちゃう能力を持つ霊的カウンセラー母娘が、ある日突然助けを求めて駆け込んで来たヤバいものに蝕まれる女の子を助けようとして深みにハマってく話

面白いけど…視覚効果が薄いのをジャンプスケア&音のビビらせでごまかそうとしてくる感じはちょっとイヤ

2025年4月19日 Fandango At Home VODレンタル (6㌦99)
霊能力セラピストのシンシアの元に少女が助けを求めてやってくる。シンシアの娘ジョーダンは修行中の身でありながら少女を助けようとするがその子に憑いてる「それ」は生半可なものではなかった。会話のバランスが良いし、気が利いてる。
Eike
3.2
2024年製作のカナダ産ホラー作

「特殊な能力」を使って心に傷を負った患者の精神科治療を行うシンシア(Ashley Greene)。
ある日彼女に助けを求めて来た10代の少女ライリーを一目見て彼女はその治療を断るのですが、シンシアの一人娘、ジョーダン(Ellie O'Brien)はそれに納得できず、一人でライリーを訪ねて彼女の抱える問題について確認しようと試みるのですが、彼女が抱える「問題」はジョーダンの想像を超えるもので…。

ホラー映画のネタなどもうとっくに切れている状況ですがそれでも近年ホラー映画はますます製作本数が増えているそうです。
やはり世相が不安定なせいなのでしょうか。

本作、悪霊に取り憑かれた少女を巡る怪奇談のイメージで始まる訳ですが、今さらこのネタでお話を始められても見る側としては困ると言うのが本音である。
それほど「この手のお話」はもうありふれている印象なのだ。
実際、本作が過去の有名どころのホラー諸作のイメージを利用/流用しているのはすぐに分かるところだ。
細かく指摘するのは野暮だろうがジェームズ・ワンの代表作からインスピレーション受けている事、また悪霊のイメージは「ストレンジャーシングス4」のヴィランとの類似も明らかだろう。
それで言えば主人公であるシンシアが他者の意識にアクセスしてその記憶と精神世界に介入するという点については「インセプション」はもちろんだが「ドリームスケープ(1984)」と、そして「ザ・セル(2000)」の方が近いかな。
アクセスした相手の精神世界のありように応じて彼女の自己投影のイメージが異なる辺りにはザ・セルの影響がもろに見て取れる。

ではそうした点から、本作が過去のホラー作の焼き直しに過ぎないのかと言えばそうとは限らないのがB級ホラーの醍醐味である。
物語は次第に意外な方向に向かい始めるのだ。
もちろん相当に強引な展開なのだがそれはアイデアを盛り込んだ結果であり、そうした勢いがラストまで飽きずに見られる原動力になっていると思う。
中盤以降、取りついた相手を蝕む悪霊の物語はシンシアとジョーダン親子のドラマへと変化して体裁が整えられている点は巧いところだ。
過去の辛い経験からお互いの心中に触れてはいけない部分を抱えた二人が強力な悪霊と対峙するためにシンシアが我が子の精神世界にアクセスせざるを得なくなる展開はよくできていると思う。
シンシアがそれを避けてきたのは二人が封印して来たトラウマを追体験することになるからでシンシア自身がジョーダンの想いを直視することを恐れていたからで、この辺りから母と娘の関係、自らのトラウマとの対峙とドラマチックな要素が重層的に取り入れられている。
自覚的に低予算ホラーのノリで展開されると白けてしまうところだろうが、本作は意外なほどストレートにドラマとしての体裁を崩してはいない。
後半、シンシアがジョーダンを救うために悪霊の精神世界に潜入するくだりやクライマックスの危機的状況の展開など、現実から離れた描写が続くのだがそこに至るまでに、シリアスにドラマを構築してくれている事もあって、嘘臭いものにならずに済んでいると思う。

やはりアメリカ映画ではなくカナダ映画である点が良かった気がする。
アメリカ映画の見栄えの良さやテンポを自覚的に利用しつつも、人物描写・ドラマ部分をシリアスに扱う姿勢にはブレが無いのだ。そして本作の物語にはそのアプローチが功を奏していると思うのだ。

過剰な期待は禁物だろうが、シリアスなドラマとしてのホラーを好む方なら楽しめるかも。