外宇宙から来たビッチの人狼🤔

資源を求めて惑星ウラヌスからやって来た3人のウェアウルフ・ビッチ。町中で不埒な行いをしてる連中を何故か次々と食い殺していくぞ！町のカス警察たちも事態の収束に動き始めるが…みたいな。

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見るからに核地雷の風貌の人狼ホラーコメディですが…敢えていく。行った先に後悔があろうと。スタジオは…”AssStudio”ね…絶対ヤバい…。結果は…🤮。

ひたすら地球のポンコツ人間たちが下ネタを言いながら、人種差別やら反LGBTやら…やけに政治的、社会的なことを主張して、それらの分からず屋をビッチ人狼が殺す…のを繰り返す…だけ。いわゆる世直し…社会を斬る()のようなノリ。

ただし、あらゆる程度の低さは折り紙付きで、バチバチに町中撮影のため迷惑そうな通行人たちの表情など居た堪れない。こんなのもう逆に味方から反感を買いそうなクオリティ。なんで素直に人狼パニックしないんだ…。

窓枠の形の段ボールを手持ちしただけのパトカーに、カスの極みのようなミュージカルとも呼べない集団やる気無しダンスも入ったりと、雑多に取り入れられた各種要素のラッシュは非常に疲れますし、後半はもう脳が拒絶してて良く分からなかったです。

褒められる点としては異様な音楽の良さがあり、ほいほい流れる挿入歌は軒並み良く、特にオープニングのウェアウルフビッチの歌が明らかに999のアレ的な爽やかさで名曲なので一聴の価値があると思います。つまり、OP観たら帰れってことだ。

個人的に気に入ったのは、OP曲です。

輸入盤で視聴　初めてのMark1がこれ？

惑星ウラヌスから送り込まれてきたウェアウルフ(女)がニューヨークでさまざまな人間と戦い侵略するという話……のはず

監督はトロマ映画に影響を受けており、本作にはショボい毒々モンスターや、ロイド・カウフマンがカメオ出演している
しかしながらクオリティはトロマ映画(面白い時)には及んでおらず、さりとてネタにようなZ級映画としても突き抜けていないため中途半端な感じ

監督としては「チープなところが愛されるカルト映画」にしたかったみたいだけど、カルト映画って厳密なジャンルではないからそれだけを目標に作るのは無理があった

ウェアウルフの形態が、ビッチが狼のマスクを被っただけというのも良くなかったと思う
しかも人を殺す時に蹴りやパンチが多い印象だが、画面にあまり映らない(映さなかった？)

そして全体を通して1人の顔を映してダラダラしょうもない話をするシーンが長い！
つまらない時のトロマ映画の影響なんて受けなくていいから……(懇願)

1番の問題は「ブレーキを踏みがちなこと」
個人的にトロマ映画の最大の魅力は、普通ならブレーキを踏む場面でアクセル全開にして突破するところだと思っている
しかし本作、監督が変に常識人なのかわからないが、こまめにブレーキを踏んでしまう

街中のチンピラも、ウェアウルフ(ビッチ)も、あと狂信者とかLGBT関係の人とか
描写に関しても、ギャグやゴア、下品さなど
全体的に頭おかしさが突き抜けていないので、肝心なところでノリきれず肩透かし

ただまあ長々とボロクソに書いたけど、要するに「シンプルにつまらない映画だった」ってだけなので不快感とかはないかなあ

タイトルとパッケージと評判見て気になったなら、観てみたらどう？って感じの映画