小学生の頃に映画館で見て以来の視聴。
邦画史上、もっとも良い画が散りばめられた作品である。個人的には。
「伊東四朗、角野卓造、Youが閉じ込められるシーン」「洗顔剤を持ち寄るシーン」「佐藤浩市が香取慎吾に抱きついて感謝を述べるシーン」「津川正彦と松たか子との会話」「角野卓造が携帯へし折るシーン」
など、愛くるしいシーンばかりである。
あとはカメラワークが非常に良い。ワンカットで撮るなどして、緩急を良い具合に付けている。全く飽きない仕様となっている。
三谷幸喜作品はかなり批判的な目で見られがちだが、改めて彼の天才性を再認識させられる作品である。