かよー

マネーボールのかよーのレビュー・感想・評価

マネーボール(2011年製作の映画)
3.5
eslのフィルムリフレクション3つ目。

文化、価値観の違いに着目していることと、日本の価値観を美徳だと思っているからか、主人公の球団経営のやり方をいいとは思えなかった。「義理と人情」「和を尊ぶ」といった日本的価値観に対し、いらなくなった選手たちをすぐにトレードに出す「非情さ」、旧知のスカウトたちを信用しない「ワンマン経営」。この映画が何を伝えたかったのか。彼のとった方法の凄さ?金持ち相手に20連勝したGiant Killing?

でも、この映画を見たことではっきりと、自分が日本人であるということを再認識できたという点で、僕にとって凄く見る価値のある映画だった。
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