「影なき淫獣」
冒頭、ここはミラノの学生街。女子学生を狙った残忍な殺人事件が発生する。別荘へのバカンス、謎の殺人鬼、ヌード、夜の野外、セックス、鏡。今、ノコギリがくい込む…本作はセルジオ・マルティーノが1975年に監督したイタリアの連続猟奇殺人事件を描くホラー映画で、この度DVDにて初鑑賞した。脚本はエルネスト・ガスタルディとＳ・マルティーノ、撮影はジャンカルロ・フェランドが担当している。物語はミラノの学生街で女子学生ばかりを狙った残忍な殺人事件が起こる。友達が殺されたダニーはショックを忘れるため女友達を誘って叔父の別荘にバカンスに出かける。だが謎の殺人鬼の影はそこにまで暗く忍び寄っていた…と簡単に説明するとこんな感じで、冒頭のヌードシーンがインパクトがある。殺害した女の体をノコギリでズタズタに切り刻むショッキングな描写のため、公開当時一大センセーションを巻き起こした伝説的な映画とされている。
