みもねる

小さな命が呼ぶときのみもねるのレビュー・感想・評価

小さな命が呼ぶとき(2010年製作の映画)
3.8
子供への愛、夫婦愛が強く感じられた。
いつも思うけど、西洋人は愛を常に相手に向かって「表現」しているから、その行為が相手にも、そして自分でも「愛の確認」になって愛し続けられるのかなと思った。もちろん、日本人でも愛の続く夫婦もいるんだろうけど、「愛の表現」がなくなってくるとだんだん好きでないところが目についてきて愛より惰性になってくるんじゃないのかな。「ありがとう」って口に出して言ってくれないと、心で感謝してるだけじゃだめなんだよ。昭和の、「ありがとう」も「ごめんね」もない夫を見ていると、この映画のような夫婦愛が不思議に感じられる。

あ、横道にそれました。

子供への愛。これには全力出しちゃうよね。主人公はやり手なので、実現して本当にすごい。祈ってるだけでなく、実際にやれることやってる。
でも、最後のところ、いくら退職したからって、先日まで社員だったというのは見え見えだし、あるかな~と感じました。

ハリソン・フォードの気難しい研究者、ぴったりでしたね。

もう一人の主役のブレンダン・フレイザー、今話題のザ・ホエールの人なんですね。そちらも見てみたいです。
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