ジョジョ君

小さな命が呼ぶときのジョジョ君のレビュー・感想・評価

小さな命が呼ぶとき(2010年製作の映画)
3.5
『ポンペ病』
4万人に1人が発症するという難病。
平均寿命は9年と言われている。

3人の子をもつエリートビジネスマンの父。
しかし子2人(8歳の娘と6歳の息子)がポンペ病に侵されてしまう。
我が子、そして同じ病に苦しむ子ども達やその家族の想いを一心に奮闘劇を織り成し、無謀とも思える治療薬開発にすべてを賭けた人たちの実話に基づいた奇跡の物語。

今作では、目的のためには手段を選ばず猪突猛進する"強く逞しい父親の姿"を描く一方で、追い詰められる事で露呈する"人の意志の弱さ"も描かれており好感を持てた。
ビジネスに関してもそう。
会社の利益と建前のぶつかり合い。
製薬を巡る駆け引き、資金調達、交渉など。
105分の中によくぞここまで詰め込んだ!!

兎も角、子どもへの愛情がいっぱいに溢れた作品でした。


P.S.
会社を立ち上げようとする発想はまさに米国ならでは。国が成長するわけだ(-᷅_-᷄๑) 。。
"奇跡は起きるものぢゃなく、起こすもの"ですね!p(๑•̀ㅁ•́๑)q