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ファニーのlemmonのレビュー・感想・評価

ファニー(1961年製作の映画)
2.8
港町に住む人々は、喧嘩をしながらも、隣人を深く愛している。

何か問題が起きれば、そのときは怒り狂おうが、結局は皆で協力して、手を取り合って生きようとする。

この回のピンチに陥ったのはファニー。皆に愛されている彼女は、当然のように皆に助けてもらえる。

少し嫌な書き方になったが、これ、なかなかのご都合映画で、クラシック物によくある手法(自分は大好き)。

下手するとイライラすることもあるが、この映画は二人の映画史に残るベテラン俳優を中心に、ベテラン勢が楽しそうに演じているので、それだけで顔がほころぶ。


どうにもヒロインとその恋人の行動に賛同できず。それよりあんなおじちゃん、おばちゃんがそばにいたらいいなあ、なんてことを思うぐらいで、物語には、さほど胸にくるものがなかった。
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