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The Younger Generation(原題)
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『The Younger Generation(原題)』に投稿された感想・評価

フランク・キャプラ監督の初トーキー作品。金満主義を批判する社会派ヒューマンドラマ。原作はファニー・ハーストの戯曲「笑うべき時」(1927)。

ユダヤ系移民のゴールドフィッシュ家は親子四人で貧民街で暮らしていた。やがて成長した長男モーリス(リカルド・コルテス)は美術商として成功を収め、家族を連れて五番街の豪邸に移り住む。しかしユダヤ人であることを隠そうと名字をフィッシュと改名、いつしか家族の存在が自身の社会的地位を脅かしていると考え始める。。。

1929年公開の作品とは思えない完成度の高さに驚き。パートトーキーで、半分以上はサイレントの中間字幕入りで作られているが気にならなかった。プリント保存の状態も最高で楽しめた。

貧しくとも生き生きとしていた父親が豪邸での暮らしを押し付けられて元気がなくなっていく。大きな暖炉があっても寒がって、いつもユダヤ教徒のストールを羽織って暮らしている。顔にはブラインドの影が鉄格子の様に落ちている。その姿がラストの布石になっている構成は秀逸。

息子が名字を変えたことで父親は傷つくが、一方で金の亡者となった息子から笑顔が消えたことを心配している。それが終盤の病床で息子の笑顔を見て喜び、ハッピーエンドになるかと思いきや辛辣な幕切れとなる。キャプラ監督らしい“貧しくとも善良である人々への愛情”が全編を貫いているものの、その落としどころは後年の希望的なものではなく、社会悪への厳しい批判が感じられるものだった。

“キャプライズム”の萌芽が見て取れる、日本では知られていない重要作。