猫そぎチャンスペロッテ

12モンキーズの猫そぎチャンスペロッテのレビュー・感想・評価

12モンキーズ(1995年製作の映画)
4.2
1995年米国
監督/ テリー・ギリアム
出演/ ブルース・ウィルス(囚人ジェームス)/ マデリーン・ストー(精神科医キャサリン)/ ブラッド・ピット(ジェフリー)

〈12モンキーズ〉は、テリー・ギリアム監督によるタイムリープを主題としたSF映画です、、
時代は2035年の地下都市、、化学兵器によって1996年に人類の99%が死滅し残り1%が地下で暮していた、
そして人類全滅を防ぐ為、囚人(ブルース・ウィルス)が過去にタイムスリップして細菌バラ撒き計画を阻止をする、、という筋書きです、

この映画の主役級キャストのほぼ全員が何かしらのオーラを発していた、それは物語に『演技+α』となって映画の持つ『痺(シビ)れ』を生じさせた、、(ヨクワカランガ❗)

特にブラッド・ピット(ジェフリー)は凄い、、(唯一無二のオーラで)本筋とは関係ないけれど、天才が作りだす『破裂音』は気持ちのよいものだった、

フィラデルフィアにある動物解放協会の事務所が12モンキーズの秘密本部だが
、「12モンキーズ」によるテロとは動物園から動物を街へ逃がし、父親をゴリラの檻に閉じ込めるといった懲罰的なもので「滅亡」とは違ったものだった、、


《主題の“タイムリープ”とは未来の記憶をもって、過去に戻ること、、》
時間が過去に戻ったからといって、大人が子供になるわけでない、
しかし、ジェームスもキャサリンも子供時代のジェームスを観ている、そして逆に子供時代のジェームスも彼らを観ていた、、

だから最後の空港の場面に全ての答え(回収)がある訳でない(素直な人はヨシトシテ)、
実際の時間軸には存在していない肉体が、別の時間軸で交わって影響を与えるはずがない・・とか、何とか無い頭を絞ってみるも、、、(😪ネムイ‼️)


そのせいか、翌朝方、私は事件の陰の首謀者に食事を誘われて、紫色のカレーライスを食べた、
『今まで食べたなかでも一番です』と彼に伝えたけれど、彼はずっと無言だった、、
カレーを提供してくれた高齢の女性も無言で強い威圧感を放っていた、、
これは確かに、私にとって『夢』なのだが、いつか蘇(ヨミガエ)ってきて直面する事件の鍵なのかも知れない、、、
(ヘンナコトイッテ,(^.^)(-.-)ゴメンナサイ😫)


最後も印象的で、キャサリンは撃たれて死んでゆくジェームズを抱きながら辺りを見回し、そこに子どものジェームズを見つけて微笑む、、、

時間旅行もの💓♥️❤️大好きです、、
(タンノウシタ💗)