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キャッチボール屋のbombsquadsのネタバレレビュー・内容・結末

キャッチボール屋(2005年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

20221229 自分用忘備録
『お盆の弟』が好きなので GYAO に来ているのを喜んで視聴した。
ストーリー面では「5打席連続敬遠の松井秀喜」っぽいくだりなど要らなかった。せっかくオリジナリティーあるお話なのに、現実を下敷きにした部分のせいでどこか借り物じみてしまった。昔のことなので若い世代は気にせず新しい気持ちでみる人が多いだろうが、記憶にあるor知識としてある世代はそうもいかないだろう。残念。
それ以外はイイ。「センターオーバーされたサヨナラの打球を、あのとき、無為であっても追いかけ続けた」そんな中年男の思いが時を経て成仏するまで。あるいは心の小さな棘が抜けるまで。ツンとする。
ま、おじさんの感傷と笑われてしまえばそこまでだ。えへへと言うしかないが、ダメなおじさんの見物としての良さよ。大崎さんという人はそういうのが上手だね。
あと、キャストが謎に豪華。
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