エイドリアン・ブロディ、いつも申し訳なさそうな顔でなんだかあまり好きになれなかったのですが、本作では無愛想ながらも頭も切れて冷静なちょっと格好良い役どころ。
短いヘアスタイルも良く似合っており彼のキャラクター自体はなかなか良かったです。
メキシコの暗殺集団、イスラエル国防軍、スペツナズなどなど、選ばれし地球の軍人+囚人にドクター、そしてジャパニーズ・ヤクザ。
見た目も含めそれぞれに特徴があるのは良いのですが、なんだか人物を深く描写する前に１人また１人とプレデターの餌食になるのはやや残念なところ。
そして基本ジャングルと限られた場所でのシーンで、キャストはともかくそのあたりは予算が意外と取れなかったのかな？とも思わせます。
周りの様子が良く分からないというのがプレデターの活かせる状況とはいえ、その何となく限定というか制限されている感が伝わってきてなんとも閉塞感を感じざるを得ない。
エイドリアン・ブロディは格好良かったのでまあまあかなと。
