ドラ鉄

チャーリー・ウィルソンズ・ウォーのドラ鉄のレビュー・感想・評価

3.8
アメリカの下院議員チャーリー・ウィルソンがソ連のアフガン侵攻で大きな支援を行い奮闘した実話の映画化。

結果として強大なソ連をアフガンが失脚させた訳なので、チャーリーがとった行動は、ある意味賞賛される事であったと思われるが、チャーリー・ウィルソンの名がイマイチ知られていないのは、その後のイスラム武装勢力のテロ行為に繋がっているのかもしれない。

しかし、この時点での大きな悪は、武装侵攻したソ連であり、まだ冷戦状態であったアメリカからすると間違った行動とは言い切れない。

現在もロシアのウクライナ侵攻といった愚かな行動があり、ウクライナへの武器支援が行われているが、全世界人類規模で考えると何が正解であるのか非常に難しい問題である気がします。

作品としては、豪華キャストで、チャーリー・ウィルソンという人物の破天荒な行動の数々も描かれており、実話という事もあり楽しめる作品でした。
ドラ鉄

ドラ鉄