チャーリー・ウィルソンズ・ウォーの作品情報・感想・評価

「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」に投稿された感想・評価

特に盛り上がる感じはなく、淡々と進んでいたが、9.11の歴史的背景をコミカルにわかりやすく描いてて、政治的な映画の中では見やすかった。最後の一文は重かったなぁ。
これはシリアスなのか、アメリカだなあ!映画なのか
よくわからないでみていたが、よく考えるとものすごい怖い政治映画だったかも。
だらだらだらしない議員がちょっと頑張ったら予算こんなに動かせたり、戦争や国をいじれたりするもんなんだろうかアメリカは
でも、こうやってまたアメリカ寄りの考えかたを脳内に埋め込まれていくんだよね。でもやっぱり
面白いんだよね。
トムさん以外にもフィリップシーモアホフマンさんがとてもいい感じを出していて、私の大好きな映画でずるいお坊ちゃん学生やってた彼がこんな彼に!とこれからも楽しみにしていたんだけど、もう天国なんだなあ。
俳優さんで居続けるって、こころがどうにかなっちゃうひともたくさんいるよなあ。
としょんぼりしちゃうかもしれないけどまたみたい。
FukiIkeda

FukiIkedaの感想・評価

3.7
え、期待値遥かに超えてきた。
「冗談みたいだけど、これがまた実話だっつーの、マジで!!」的なメッセージがウケる。
-コメディタッチにわかりやすく辛辣に。-
911がどういう経緯で起きたのか、犠牲者の方々は本当は何の犠牲になったのかの構図がこうもわかりやすく描かれていたのに、俳優陣も豪華なのに、テンポもよくサラっと観れるのに、こんな風に埋もれていたとは!
911に関して、アフガニスタン、イラクの一方的なテロ、攻撃と思っていたり、難しい事は苦手だけど、なんで起きたのかよくわからないけど知りたい方には特におススメ。
ずっと同じような事を繰り返しているんでがすよ、懲りもせず、って話。
そして、その時日本は何やってたんだ!?っつーね…。
今もだけど。
「モリーズ・ゲーム」で初監督に挑んだ脚本家アーロン・ソーキンが脚色した政治コメディ。監督は「卒業」や「キャッチ=22」などでコメディには定評のあるマイク・ニコルズ。1979年のソ連軍によるアフガン侵攻の際に、抵抗するゲリラ組織への支援を行ったアメリカの下院議員チャーリー・ウィルソンを描いた同名ノンフィクションを原作としている。マイク・ニコルズとアーロン・ソーキンの手にかかると、英雄譚もドン・キホーテのような痛烈な風刺物語に変わる。チャーリー・ウィルソン役を演じるトム・ハンクスが、いつもの役柄とは異なり、少し「チョイ悪」な政治家を演じているのが印象的。

冒頭、ラスベガスのジャグジー・パーティーから始まるが、この導入場面はなかなか魅力的で、主人公のチャーリー・ウィルソンの立ち位置を見事に描いている。掴みがうまいのは、さすがマイク・ニコルズだ。自分の好きなタイプの作品なのに、これまでスルーしていたのは残念。フィリップ・シーモア・ホフマンのいつものごとき怪演ぶりにも拍手。政治を揶揄しながら、とことん楽しめるエンターテインメント作品になっているも素晴らしい。
Kan

Kanの感想・評価

3.3
映画のラスト、最後のひと言が全てを物語っている。ソ連のアフガン侵攻からムジャヒディーンへの武器供与、タリバン台頭、9.11ーという歴史の「皮肉」の一面を描いた映画。9.11を教訓に、米国や国際社会はいま、戦争後の当事国の貧困対策支援にも力を入れているが、当時はそういうところにはあまり目がいっていなかった。それが仇になった。戦争というのは、その後のケアが何より大事なのだ。
映画のメッセージは非常にパワフルだが、全体的に演出が古臭い気がして、純粋に映画的には成功作とはいえない気もした。
ひろ

ひろの感想・評価

3.1
久々に実話ベースの映画。
好きなキャスト多めだったから会話メインでも興味深く見れた。

玩具地雷とか怖すぎる!
女性はともかく子供たちが本当に可哀想。
盲目の女性の話もひどかったけどなるほどって思ってしまった。



下院議員とCIAの人が頑張って冷戦を集結させるみたいな話なんだけど
予算が莫大すぎてこの規模の事を議員さんでも出来ちゃうってのがアメリカだなと。
実話か、知らなかった、、、
これは知るべき話
極秘が故に、後々9.11が起こってしまったのか?
李嬢

李嬢の感想・評価

3.0

淡々と進んでいくかんじ
あまりチャーリーウィルソンが苦労してるようにも見えず、ただただ順序だてて映像にしてるだけかなという印象

それが故最後の1文には重みが感じれた
【中東の現実(チュートリアル)】


ソビエト連邦
       ⬇︎
       ア
トルコ    フ パ
   イラン⇦ガ⇨キ
イスラエル  二 ス
       ス タ
       タ ン
       ン


1979年、
赤いソビエトがアフガンを攻めます。
ソビエト連邦➡︎アフガン


戦禍を逃れるため、
アフガン国民は隣国へ避難します。
アフガン⇨パキスタンorイラン


【チャーリー・ウィルソン】


アメリカの下院議員であるチャーリーは、
『女性がとっても とっても とっても 大スキ』
です。


彼はそれと同じぐらい、
『正義感の強い人物』でもあります。


それだけに彼が、
『パキスタンで目の当たりにした』
『アフガン難民の惨状は』
『信じ難い現実』
でした。


【失敗は成功の母…本当に?】


地雷により重傷を負った
アフガンの少年が、
『油断した』
と発言していました。


『子どもが油断しないで』
『誰が油断するんだ?』


『油断は子どもの特権』であり、
『油断と失敗を繰り返す』ことで
『子どもは成長する』はず。


にも関わらず、
『アフガンの子ども達にとって』
『油断と失敗は最期を意味する』
のです。


【戦争ではなく虐殺】


ソ連の兵士がヘリで
『アフガン市街地を空襲するシーン』は、
『テレビゲームのようなチープさ』です。


しかし
『敢えてチープに見せる』ことで、
『ソ連兵がアフガン侵攻を』
『テレビゲームのように捉えていた』
と伝える演出かもしれません。


【チャーリー・ウィルソンズ・ウォー】


『ソ連に対する怒り』
を募らせたチャーリーは、
『アフガニスタンを救うために奔走』
します。


人気者チャーリーは
嫌われ者ガストと組んで、
アフガンへの軍事支援に乗り出すのです。


『自身のスキャンダル』や
『女性の香りを隠れ蓑』にして、
意図(アフガン支援)が悟られぬよう
細心の注意を払い行動します。


【戦争の英雄≠建国の父】


やがて
チャーリー・ウィルソンは、
"戦争の英雄"として
語り継がれることになります。


しかし彼が
"建国の父"となるためには、
あまりにも多くの障壁がありました。


とは言え
チャーリーの立場は、
あくまでアフガンの"支援者"であり
"外部の人間"であることは事実です。


そんな彼に
建国の親代わりをさせるのは、
かなり無茶な要求だと思います。


もしも
『アフガン内部の指導者』が、
『チャーリーと同じ志の持ち主』
であったのなら、
今の中東情勢も
少しは変わっていたのかもしれません。
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.2
アメリカとソ連の冷戦状態が続き、ソ連は隣国であるアフガニスタンへ侵攻した翌年である1980年。チャーリー・ウィルソン(トム・ハンクス)は、酒と女とドラッグに溺れるテキサス州選出の下院議員に過ぎなかった。その日も、「チャーリーズ・エンジェル」と呼ばれるストリッパーたちと、ジョグジーでのお楽しみを満喫していた。そんな彼ですら、アフガニスタン難民たちの悲惨な姿をニュース映像を目にして義憤にかられ、立ちあがることを決意する。アフガニスタン支援に充てている国防委員会の義援金がわずか500万ドルと知ったチャーリーは、それを倍額にするよう指示する。そんなチャーリーに、反共産主義でテキサスの富豪であるジョアン(ジュリア・ロバーツ)が目をつける。彼女は、アフガニスタン救済するためソ連を撤退させるようチャーリーをそそのかす。ジョアンの指示で、パキスタンの大統領と面会したチャーリーは、ソ連と対抗するためにはアメリカ政府からの支援が不可欠なことをあらためて認識した。CIAのはみだし局員であるガスト(フィリップ・シーモア・ホフマン)と接触したチャーリーは、アフガニスタンへの武器弾薬を調達、ソ連を撃退するための計画を実行していった。パキスタン、イスラエル、エジプトといった近隣諸国も巻き込んでのチャーリーの破天荒な闘いは成功して、ソ連はアフガニスタンから撤退する。やがて、国際社会からも孤立したソ連は共和国としての崩壊へと至り、構成国は独立した。チャーリーは、その戦闘に勝利した。しかし、ソ連の撤退によってアメリカからの支援が止まったアフガニスタンでタリバンの勢力が拡大して、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件以降、テロの首謀者を駆逐するため今度はアメリカがアフガニスタンを侵略することになるとは、その時の彼は夢にも思っていなかった。
CBSテレビのプロデューサー・ジョージ・クライルが、チャーリー・ウィルソンがソ連軍と戦うアフガニスタンのイスラム教ゲリラ・ムジャヒディーンを支援する極秘作戦を実行していたことを、暴露したルポルタージュ本を元にした映画。
チャーリー・ウィルソンは、女好き酒好きなハレンチ議員。ウィルソンに選挙資金を援助したスポンサーであり、チャーリーが惚れていた女の一人で政財界に大きな影響力を持つ億万長者の夫人ジョアン・ヘリングは、保守的なキリスト教原理主義者で共産主義者を憎んでいたこともあり、ソ連軍がアフガニスタンに侵攻していたことに危機感を持ちレーガン大統領にアフガニスタンのイスラム教ゲリラへの支援を求めたが、レーガン大統領は及び腰だった。そこでジョアンは、ウィルソンにアフガニスタンのイスラム教ゲリラへの支援をしてソ連を倒すよう唆した。ウィルソンは、ジョアンに良いところを見せたいのと、ソ連軍が侵攻していたパキスタンやアフガニスタンで女性や子供が辛酸を舐めていた現状に義憤を感じ、国防予算歳出小委員会を抱き込んでアフガニスタン支援のための極秘予算を通した。
ウィルソンは、アフガニスタンのCIA担当官ガストと組んで、パキスタン経由でイスラエルが捕獲したソ連製ライフルの中国製コピー品をアフガニスタンに密輸したのを手始めに、弾薬をエジプトから買うためにベリーダンサーを使ったエジプト国防相への接待、ソ連軍の武装ヘリ・ハインドに対抗出来るスティンガーミサイルの提供と、アフガニスタンゲリラがソ連軍を撤退させるまでの極秘作戦を実行した。ウィルソンが実行した極秘作戦の予算を通すために、キリスト教原理主義者のコネクションをジョアンを通して利用したり、ソ連軍が撤退するとウィルソンを除く他の国防予算歳出小委員会のメンバーはアフガニスタンに学校やインフラの整備に予算を使うことを渋ったこと、ソ連軍撤退直後からイスラム教過激派がアフガニスタンに流れていてタリバンの中核になったことなど、アメリカとアフガニスタンの関係を知るには必須なポリティカルサスペンス映画。
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