アタマワイテンチャウカー

救命士のアタマワイテンチャウカーのネタバレレビュー・内容・結末

救命士(1999年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

イカれててやるせない映画が好きなら好きだと思います。若干の医療に関する知識と理解、そして描写の甘さについて寛容さがあればなお楽しめるかもしれません。特にラストの行動、知らなければ主人公が単に頭おかしくなったように見えるかも…。

ラスト、おじさんの胸の電極や酸素吸入器を自分につけてますが、あれはおじさんが死に近づくときのバイタルの変調でアラームがならないように、自分のバイタルを感知させてます。そして酸素吸入が無くなるのでおじさんは死にます。死んでからまたセンサーをつけるのでアラームはその時から鳴ります。つまり主人公は明確に殺人を犯しています。

※ちなみに日本では電話での死亡宣告はあり得ません。明らかに腐ってる、身体がバラバラとかでは現場で救急隊が死亡確認することはありますが、映画のようなケースではないでしょう。アメリカではどうなんだろう…?